- 2月25日
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近年、サステナブルな商品が注目を集める中、アウトドアブランド「ナンガ(NANGA)」が新たな試みを発表しました。ナンガが自社で回収・再精製したリサイクル羽毛を使用した掛け布団と防災寝袋を発売。

高品質な寝具を提供しながら、資源の循環にも貢献するこの取り組みは、どのような価値をもたらすのでしょうか?
ナンガリサイクル羽毛とは?循環型サステナブルの新たな一歩
羽毛を捨てない、未来へつなぐナンガの挑戦
羽毛は貴重な資源ですが、寿命を迎えた布団やジャケットの多くが廃棄されているのが現状です。そこでナンガは、自社製品から回収した羽毛を再精製し、新たな製品として生まれ変わらせる独自の「ナンガリサイクル羽毛」システムを確立しました。

この取り組みの基盤となるのが、ナンガのサステナブル活動「NANGA MOVEMENT」。その一環として行われる「Re:ACT」という仕立て直しサービスでは、羽毛製品の修繕を行う中で使い切れなかった羽毛が発生します。この羽毛を無駄にせず、新たな寝具へと生まれ変わらせることが、ナンガの目指す理想的な羽毛循環サイクルです。

2025年2月21日発売!ナンガリサイクル羽毛を使った新製品
ナンガは2025年2月21日より、リサイクル羽毛を活用した掛け布団と防災寝袋を発売します。限りある資源を大切にしながら、快適な眠りを提供するこれらの新製品を詳しく見ていきましょう。
DOWN DUVET SINGLE(シングルサイズ掛け布団)
・立体キルト構造を採用し、羽毛の膨らみを最大限に活かす・リサイクル羽毛でも軽量で暖かさをしっかりキープ・ヒマラヤ登山にも使用されるナンガの技術を日常の寝具に応用

POINT
通常の羽毛布団と比べても、リサイクル羽毛の品質は遜色なし。むしろ、長年使用された羽毛はしなやかさが増し、快適な寝心地を実現します。
DOWN DUVET DOUBLE(ダブルサイズ掛け布団)
・ナンガのロゴが総柄プリントされたおしゃれなデザイン・軽くて寝返りを妨げず、快適な寝心地・高品質リサイクル羽毛を使用したサステナブルな選択

POINT
ダブルサイズでも軽さが特徴。羽毛特有のふんわり感がしっかり残っており、寝返りがしやすい設計です。
SONAE BAG(防災寝袋)
・災害時やアウトドアにも使える万能な寝袋・「テーパードシェープ」設計でマミー型と封筒型の良いとこ取り・足元はゆったり設計で寝相が悪い人でも快適・エアマット付き(R値2.9)でクッション性が向上

POINT
防災グッズとしても最適な寝袋。冬場の停電時や避難生活にも役立ちます。
ナンガリサイクル羽毛製品の比較
製品名 | サイズ | 特徴 | 価格帯 | 用途 |
DOWN DUVET SINGLE | シングル | 軽量・暖かい | 中価格帯 | 普段使い |
DOWN DUVET DOUBLE | ダブル | ロゴ柄デザイン・快適な寝心地 | 中価格帯 | 普段使い |
SONAE BAG 350 | Mサイズ | 防災・アウトドア向け | やや低価格帯 | 緊急用 |
SONAE BAG 450 | Lサイズ | 保温力アップ・エアマット付き | 中価格帯 | 冬キャンプ・避難所 |
ナンガとは?ブランドの背景と信念
ナンガは1941年に布団の産地としてスタートした日本のダウンメーカー。その社名は、ヒマラヤ山脈にある「ナンガ・パルバット」(標高8126m)に由来しています。
この山は「人喰い山」とも呼ばれ、過酷な登頂条件で知られていますが、創業者・横田晃は「困難だからこそ挑戦する」という強い信念のもとブランドを立ち上げました。その精神は現在のナンガ製品にも受け継がれています。
まとめ:ナンガリサイクル羽毛で環境と快適さを両立
ナンガのリサイクル羽毛は、ただのサステナブル製品ではありません。羽毛本来の良さを活かしつつ、環境への負担を減らすという画期的な取り組みです。
特に「Re:ACT」による循環型リサイクルの仕組みは、持続可能な未来に向けた大きな一歩といえるでしょう。
✅ 軽くて暖かい掛け布団
✅ 緊急時にも頼れる防災寝袋
✅ 高品質リサイクル羽毛の快適な寝心地
これらの製品を通じて、ナンガのサステナブルな挑戦を実感してみませんか?
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