
置くだけ、つなげるだけ。キャンプや車中泊の“電源革命”が始まる
アウトドアの世界にまた一つ、頼もしいギアが登場しました。EcoFlow初となるポータブル電源×モバイルバッテリー一体型モデル「RIVER 3 Plus Wireless」が、2025年5月16日より家電量販店にて限定販売されます。
キャンプや車中泊といえば“電源の確保”が永遠のテーマ。ポータブル電源があると安心ですが、その本体とスマホ用のモバイルバッテリーが別々で煩雑……なんて経験、ありませんか?このモデルはそんな悩みをガッツリ解決してくれそうです。
モバイルバッテリーは、ついに“本体に乗る”時代へ
この「RIVER 3 Plus Wireless」は、従来人気のRIVER 3 Plusに、EcoFlow初のマグネット式モバイルバッテリー(5000mAh)をドッキングした新構成。しかもそのバッテリー自身もワイヤレスで本体から充電可能。さらに、スマホをその上に置くだけでQi2準拠のワイヤレス充電が可能になります。
つまり、「RIVER 3 Plus」本体+「モバイルバッテリー」+「スマホ」が1つのタワーのように縦積みで完結。コードが絡まず、狭い車内やテントでも使いやすいというわけです。

キャンプの朝、停電の夜──どちらにも頼れる拡張性
もちろん、基本性能もパワフルです。容量は286Wh、出力は最大600W(X-Boostで900W)と、ポータブル冷蔵庫や電気ケトルも動かせるレベル。ファミリーキャンプでも十分なスペック。
さらに、オプションのエクストラバッテリー(286Wh or 572Wh)を追加すれば、最大858Whまで拡張可能。これはもう一泊どころか、災害時の備えとしても申し分なし。
注目すべきは、UPS(無停電電源)機能も搭載していること。なんと0.01秒で電力切り替えが可能で、精密機器にも対応。自宅での予備電源としても有効ですね。

スマホとともに、ポタ電の進化もここまで来た
内蔵されている「RAPID Magnetic Power Bank」は、Qi2準拠の15Wワイヤレス充電に対応しており、30W USB-Cケーブルも内蔵。iPhone 15 Proを約60分で満充電可能とのこと。
さらにスタンド機能付きで、スマホを縦・横に固定できるから、焚き火を眺めながらの動画鑑賞や、車中泊中の映画タイムにもピッタリ。地味に嬉しい機能が詰まっているのが、このモデルの真骨頂です。
製品スペックまとめ
- 容量:286Wh
- AC出力:3口(合計600W、X-Boost最大900W)
- 充電時間:最大380W入力で約60分
- USBポート:USB-A×2、USB-C×1
- ソーラー入力:最大220W
- サイズ・重量:234 x 232 x 146mm / 約5.2kg
販売情報
全国の主要家電量販店(エディオン、ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)で数量限定販売。現物展示や取り扱いについては、各店舗にお問い合わせを。
まとめ──“置くだけ”で始まる、未来の電源ライフ
車中泊でもキャンプでも、やっぱり“手軽さ”と“安心感”は天秤にかけられないもの。「RIVER 3 Plus Wireless」は、そのどちらも諦めたくないアウトドア派にとって、実に合理的な選択肢です。
もちろん万人向けではありません。重量や容量の観点で、もっと大容量が必要な方にはDELTAシリーズの方が良いかもしれません。しかし、このミニマムさとワイヤレス性の魅力は代えがたい。あとは、自分のスタイルに合うかどうか。
最後にひとこと。キャンプ場で“電源争奪戦”に参加するくらいなら、こういうギアをスマートに持ち込んで、「お先に充電いただいてます」って、涼しい顔でいたいですよね。

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