車中泊 軽キャンパーとして注目を集めている「Livin’GLIDE」は、まさに“走るリビング”。12Vクーラーを完全に格納した設計により、軽バンとは思えない広々とした快適空間を実現しています。キャンプ好きの筆者としても、「ここまで快適になるのか」と感心した1台。その魅力を深掘りしていきます。

Livin’GLIDEとは?|車中泊目線で見る注目ポイント
Livin’GLIDE(リビングライド)は、岡山の軽キャン専門ブランド「クレストビークル」が手がける軽バンベースのキャンピングカー。従来の「軽キャン=狭い」の常識を覆す、開放感ある設計と高性能電装が特徴です。
軽キャン最大級の開放空間
リヤベッド展開時のサイズは1800×1200mm。スイートルームを思わせる広さで、体を伸ばして眠れる安心感は、長旅の疲れをしっかり癒してくれます。大人2人でも無理なくくつろげる広さです。


完全格納型12Vクーラー
筆者が特に感動したのは12Vクーラーの“完全格納”。車内のどこにも張り出さない家具設計は本当に見事。使うときは前面パネルを外すだけ、使わないときはスッキリ隠せて、生活空間が乱れません。



くつろぎ重視のモノトーン空間
室内はモノトーンでまとめられ、控えめながら高級感のある仕上がり。対面レイアウト+間接照明の組み合わせは、夜のくつろぎ時間にぴったり。食事も、リモートワークも、どんな時間も絵になる空間です。

収納式テーブルと多彩なレイアウト
使うときだけ現れる収納式テーブルや跳ね上げ式サイドテーブルなど、ユーザー視点での設計が随所に感じられます。調理器具や電子レンジを置けるスペースもあり、車内自炊派にも心強い仕様です。


電装がすごい|バッテリー200Ah~400Ah対応
標準で200Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載。最大400Ahに増設可能で、12Vクーラーや家電を長時間使用しても安心。正弦波インバーター2000Wも標準装備で、炊飯器や電子レンジも対応可。

USB、Type-C、コンセント、12Vソケットなど、現代的なデバイスにも対応。操作パネルも運転席から手が届く位置に設置されており、日常的な使い勝手の良さが際立ちます。

荷物が多い車中泊ユーザーへ|収納力も抜群
ラゲッジスペースも抜かりなし。ベッド下には長尺物が収まり、座席下には取り外し可能な収納ボックス。背の高い荷物もBOXを外せば楽々入るので、ギア多めなソロキャンパーや釣り人にも合いそうです。
4名乗車も対応|家族キャンプにも
4人乗り対応で、子どもとの車中泊旅行にもフィット。キャンピングカー初心者でも扱いやすい軽バンサイズで、普段使いと旅を両立できるのも魅力です。

価格と購入方法|気になるお値段は?
販売価格は363万円(税込)〜。仕様やオプションによって価格は変動しますが、これだけの装備と快適性を考えると、決して高すぎるとは感じませんでした。
詳細は公式サイト(クレストビークル公式)でチェック可能。岡山の店舗を訪れて、現物を見る価値は大いにあります。
まとめ|Livin’GLIDEは“選べる選択肢”として
キャンピングカーといえば、ハイエースやキャブコンに目が行きがちですが、このLivin’GLIDEのような「ミニマムだけど上質」な選択肢があるのはありがたいことです。
誰かに押し付けられた「正解」ではなく、自分の旅スタイルに合った1台を選ぶために、こうした車中泊 軽キャンパーの存在はもっと注目されていい。そう感じさせてくれる1台でした。
車中泊やキャンプ旅をもっと快適に、自分らしく楽しみたい方にとって、Livin’GLIDEは新しい旅の可能性を広げてくれる選択肢となるかもしれません。
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