【車中泊 津波 マップ】7月5日120m津波予言で見えた地形のリアルと逃げ道

carcamp-tsunami-map キャンピングカー

「車中泊 津波 マップ」というワードが現実味を帯びて検索されるようになっています。2025年7月5日に巨大津波が日本を襲うという“予言”がSNSや一部報道で話題になり、不安の声も広がっています。本記事では、筆者自身が専門家ではない立場から、国土地理院の地図を用い、海抜120m未満のエリアを青で可視化したマップを掲載します。ただし、これは津波ハザードマップではなく、あくまで標高の目安を示したものです。車中泊やキャンプをする方が、自らの判断材料として使うための情報整理を目的としています。

「2025年7月5日」津波予言の出所とは?

この“予言”は、オカルト漫画『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)に記されています。作者・たつき諒氏が2021年に見た夢をもとに、「日本とフィリピンの中間で海底が破裂し、東日本大震災の3倍の津波が来る」と述べ、その日付が「2025年7月5日」だと明記されていたことが拡散のきっかけです。

実際に香港では、この予言が理由とされる航空便キャンセルが相次ぎ、航空会社が日本便を減便。影響を受けた観光地もあります。詳細は デイリー新潮(2025年6月20日公開) にて報道されています。

【地図付き】海抜120m未満を可視化した「目安マップ」

以下の地図は、筆者が国土地理院の公開地図を使って作成したものです。海抜120m未満の範囲を青色で表示しています。繰り返しますが、これは津波の到達予測を示すものではなく、単純な標高の視覚化に過ぎません。

出典:地理院地図(GSI Maps)

車中泊やキャンピングカーで逃げられる?

「車中泊ならすぐに逃げられる」と思いがちですが、実際にはガソリン切れや渋滞、道路寸断などのリスクもあります。むしろ移動手段がある分、早めの判断が求められるのが現実です。夜間であれば視界も悪く、沿岸部では地震→津波までの猶予も少ないため、場所によっては徒歩避難の方が安全な場合も。

あまり関係ないですが、こちらの記事も参考になります:

「予言に振り回されずに、できることをする」

気象庁や内閣府は、「日時を特定した地震・津波の予知は不可能」と明言しています。たしかにオカルトや予言に振り回される必要はありませんが、「あれをきっかけに避難場所を調べた」という行動が命を守ることもあります。

車中泊やキャンプ好きこそ、行動力を活かして「地形を見る力」「判断する力」を鍛えておくと安心です。家族の連絡方法、高台までの経路、ガソリン残量の管理など、できることを淡々と積み重ねていきましょう。

まとめ|車中泊マインドで、最悪を想定しつつも冷静に

今回ご紹介したマップは、恐怖を煽るためではなく、自分がいる場所・よく行くキャンプ地の標高を知るためのツールです。予言の信憑性を論じるより、「今できることをする」ことのほうが、よほど大切です。

旅の自由を楽しむ私たちだからこそ、自由に動ける時間を“備える”ことに少しだけ使ってみてはいかがでしょうか。

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