
キャンプや車中泊旅をしていると、一度は直面するのが水の確保という課題。飲料用はもちろん、炊事や洗顔、手洗いなど、あらゆる場面で水は必要です。でも自然の中では「蛇口をひねれば出る」なんて便利さはありません。
そんな悩みに、まさに“助け舟”のようなアイテムが登場しました。それがポータブル大型浄水器「SOLEMOOD PURE BOX」です。クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行販売中とのことですが、実際アウトドアの現場目線で見て「これは使える」と思えた理由を、主観を交えつつご紹介します。

2.8Lの原水タンクで川の水もグイッと吸い上げ
キャンプ用の浄水器といえば、持ち運びに優れた小型のものが多いですが、浄水量に限界があるのが正直なところ。その点、「PURE BOX」は背面に2.8Lの原水タンクを搭載していて、川や湖の水を一気に汲み上げられる設計。しかも、汲んだ水はRO膜×PACフィルターの二重ろ過で、しっかり生活用水レベルにまで浄化してくれます。

驚異の99.96%不純物除去率。だからこそ“安心して使える”
アウトドアにおいて「水がある=安全に使える」とは限りません。むしろ、川の水や雨水には雑菌や微生物、化学物質が混在していることが多く、それをろ過せずに使うのはリスクが高いのが現実。
この製品ではPACフィルターが泥・錆・臭いを除去した後、RO(逆浸透膜)で99.96%の不純物をブロック。これは家庭の浄水器でもなかなか見られないレベルの性能で、飲用ではなくても食器洗い・歯磨き・子どもの手洗いなどにも安心して使えるレベルといえるでしょう。
電源がない場所でも使える、モバイルバッテリー対応
キャンプや車中泊でありがちなのが「コンセントがない」問題。PURE BOXはそんな状況も想定済みで、なんとモバイルバッテリー駆動対応。24V/2A以上の容量(目安:20,000mAh以上)を持つモバイルバッテリーがあれば、電源サイトがなくても浄水が可能。
しかも消費電力は1300W程度ながら、必要なのは短時間の運転。実際に使うと「思ってたより早いし静か」という声もあり、朝の忙しい時間や日没前の準備にも現実的なスペックです。
【スペックまとめ】
- 浄水速度:0.18L/分
- 重量:7.16kg(据え置き型に近い安定性)
- サイズ:217×429×328mm
- 原水タンク:2.8L/純水タンク:1.2L
- フィルター寿命:PAC:6ヶ月/RO:12ヶ月

「どこでも水が手に入る」がもたらす自由
この浄水器の最大の魅力は、どこでも“安全な生活水”を確保できるという点。特に、連泊キャンプやフェス、山間部での車中泊などでは「この水、使っても大丈夫かな…」というストレスから解放されるのはかなり大きいです。
また、非常時の備えとしてもこの製品は高い信頼性を持っています。防災リュックに入れるには大きすぎますが、自宅や車に備えておけば、断水時や災害時でも川の水や雨水を生活用水に変換できます。アウトドアギアとしてはもちろん、災害対策としても選択肢に入れて損はありません。
価格と販売期間:クラファン特典で安く手に入るかも?
価格は通常75,000円(税込)と安くはありませんが、GREEN FUNDINGのクラウドファンディングでは30%オフの52,800円(税込)~での限定先行販売あり(先着20台)。期間は2025年5月23日~7月31日までとのこと。
あくまで先行予約なので「絶対買うべき!」とは言いませんが、実際に水の確保に悩んだことがある人なら、十分に選択肢として検討する価値はあるアイテムです。
👉 詳細・先行販売ページはこちら:
https://greenfunding.jp/afustore/projects/8600
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